竹林の手入れと竹材活用 ~竹の手入れで竹と親しむ~
昔から人間は、自然と共生しながら生きてきた。特に竹は生活していく上で必須のものだった。ところが近年、生活の中で竹を使う機会の減少や高齢化により、暮らしに必要であった竹林が手入れされず放置された状態になっている。
その結果、土壌悪化、生物多様性の減少、良質な筍の減少等の傾向が生じてきている。また古来より竹林の効用としては生物多様性の保全、風景の維持、水源涵養林、地域文化の継承がなされ、資源としても建築材料、調度品、日用雑貨、食材等に利用されていた。
私たちは、竹材を活用することが竹林の手入れにつながり、生活を豊かなものにしてくれるものであり、ひいては美しい自然の保全になると信じている。
キーワードとして「安全で、気長に,無理なく、楽しみながら」と「社会貢献の一助」を考慮した。